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執筆者の写真渥美 功介

ライフプランニング時にベビーシッタ-の情報提供は必要か

一見相関がないようにみえる二つのテーマについて触れてみたい。

私の考えるライフプランニングとは、現在の収入や支出、将来かかる学費や年金などの支出を整理し、家計の未来予想をすること。 FPとして、人生を一度立ち止まって考え、新たに今後の人生設計ができるよう寄り添っていく。

直近では、このライフプランニングを実施するタイミングで、ベビーシッターの利用について、情報提供をする機会が増えている。 何故か。

人生について考える際に、お金の使い方だけでなく、時間の使い方についても、立ち止まって考えて頂くためである。

単純に困ったときにベビーシッターを利用するということではなく、自分の時間の使い方を見直し、有効に時間を使う際に、ベビーシッターを利用するという考えである。

当然、コストはかかるので、時間とお金のトレードオフにはなるが、時間活用の選択肢として有効である。

利用料金についてはどうか。 実は国や自治体からの助成制度が存在する。

例えば、「企業主導型内閣府ベビーシッター利用支援事業」の承認事業主となっている企業に勤めている場合、内閣府主導のベビーシッター券を利用すると、最大2,200円分(1日・1回、対象児童1人につき)の補助を受けられるケースもある。また、自治体によっても利用補助を実施している。 ※勤め先や住んでいる地域により補助が異なるため、勤め先や自治体にて確認することを推奨

無理に推奨しているわけではなく、ベビーシッターを安価に利用することができれば、時間の使い方が変わり、働き方の選択肢を増やすということも可能になる。

よりよい人生を生きるために、多くの人が、時間的にも、経済的にも、精神的にも豊かなることを望む。ライフプランニングを通して、人生を見つめなおし、視野を広げ、人生を謳歌していく。 そんな付加価値の提供を常に心がけたいものだ。


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